最近、初めて3Dプリンターを購入しましたが、なにか作ろうと思った時に
「3Dソフトは何を使えばいいのかな?」
「無料で使えるソフトはある?」
「使い方は難しくない?」
といった悩みが出てきますよね。
私も最近3-in-1の3Dプリンター、Snapmaker2.0を購入して、いよいよモノ造りを楽しめる環境が整いました。
3Dプリンターで造形物を印刷する時に欠かせないのが、3Dのデータを作成する
モデリングソフト、3D CADなどです。
今回は私も含めて初心者の方でも扱いやすい、無料で使えるオススメの3Dソフトをご紹介します。
無料で使える3Dモデリングソフトのオススメは?
3Dモデリングソフトには「3D CAD」と「3D CG」の2種類があります。
「3D CAD」は主に工業製品などの設計に用いられることが多いです。
「3D CG」は3Dアニメーションやフィギュアや3Dキャラクターなどの作成に向いています。
どちらのソフトでも、3Dプリンターのスライサーで読み込み可能な
拡張子が「.stl」「.obj」のファイルが出力できれば問題ありません。
いきなり複雑なものを作成するのは難しいので、初心者に一番おすすめなのが
「Fusion360」です。
建築CADで有名なAutodeskが提供する工業用3DCADですが、個人で非商用利用であれば無料で使うことができます。
2020年10月から一部機能が制限されたようですが、趣味で3Dプリンター用のデータを作成する分には支障はなさそうです。
制限された内容についてはこちらを参照してください。
「Fusion360」のオススメポイントとしては
- 画面がごちゃごちゃしていなくて分かりやすい。
- ずっと無料で使うことができる。
- 3DプリンターだけでなくCNC彫刻のデータを作成することもできる。
私が最近購入したSnapmaker2.0のCNC彫刻機能も「Fusion360」に対応しています。
個人で非営利のライセンスは無料ですが1年間で期限が切れてしまうようです。
その場合「期限切れなの購入してください。」とメッセージが出るそうですが、
以下の方法で更新ができるそうです。
インストールはこちら
「Fusion360」の期限切れのライセンスの更新方法
無料版の「Fusion360」を使い始めて1年が経過すると、「Fusion360」を起動すると「読み取り専用」となり「保存」ボタンが押せなくなるようです。
そして画面右上に「期限切れ:購入してください」とメッセージが表示されます。
このメッセージをクリックすると以下のウィンドウが表示されます。
「今すぐ購入」の下に小さく
「無償使用の資格があるかどうかをご確認ください。」とありますので、「資格」のリンクをクリックします。
ここで「非商用目的」を選択すると。
こちらのウィンドウが開きますので、
「非営利目的の私的なプロジェクト….」
「次の条件に同意する…」
の2箇所にチェックを入れると「続行」が緑になりますので、クリックします。
続いて、「登録を完了」ボタンをクリックします。
これでライセンスの更新ができました。
1年毎にこのような確認をすれば、個人で使用する分には無料で使い続けることができます。
まとめ
今回は、3Dプリンター初心者にオススメの3Dソフト、「Fusion360」をご紹介しました。
本格的な3Dモデリングができて、無料で使えると言うところが一番のおすすめポイントですが、他にも有名なソフトであり、Youtubeやネット上にいろいろな情報を得やすいというのも大きなメリットです。
本格的に使いたい方には、講習会をやっている会社もあります。
インストールはこちら
私もまだ使い始めたばかりなので、勉強中ですがこれからいろいろな3Dモデルを作っていきたいと思っています。
私が購入した1台3役の3DプリンターSnapmaker2.0のレビュー記事はこちら