今日スマホを見るとPayPayから「東京版新型コロナ見守りサービス」機能が追加されたとの通知が表示されていました。
日々感染者が増加しているので、心配なこともあって登録してみたのですが…
PayPayから通知が来たけど、通知を許可すべきか迷っている方、
通知を受けた時にご自身の行動履歴などの個人情報が漏れないか
心配な方もいらっしゃると思います。
個人情報(プライバシー)が東京都へ漏れる心配はないのか?
もし通知を受けた後はどうしたらいいか?
など、気になったので調べてみました。
「東京版新型コロナ見守りサービス」の通知を受け取る設定をして個人情報は大丈夫?
PayPayによると
このサービスは、ユーザーが「PayPay」アプリでクラスター発生情報に関する通知を許諾すると、ユーザーが「PayPay」を利用して決済した東京都内の加盟店舗などで新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した場合、ユーザーの決済履歴に基づき、PayPayから店舗名とクラスター発生日時などの情報をお知らせするものです(※)。
このサービスへの登録の有無、クラスター発生情報の通知を行った事実を含め、ユーザーの個人情報が東京都に提供されることは一切ありません。
(出典)PayPay
つまり、クラスターが発生したお店とそこを利用した決済履歴から通知を
行うだけで、東京都にその情報を提供することは無いということです。
クラスターが店舗で発生したからといって、通知を受けた人が
「濃厚接触者」となるわけではありませんので、東京都にも情報提供は
されないものと思われます。
「東京版新型コロナ見守りサービス」でクラスターが発生したとの通知が来たら?
PayPayアプリをインストールしている端末宛にこのような通知が来るようです。
ではこの通知を受けたらどうした良いのでしょうか?
PCR検査を優先して受けられたりするんでしょうかね?
PayPayによると
クラスター発生情報の通知を受け取った場合
クラスター発生情報の通知が、必ずしも新型コロナウイルス陽性者との接触を意味するものではありませんが、念のため体調管理にご注意ください。また、体調が気になる方は、下記「新型コロナウィルス感染症が心配なときに」をご覧ください。
(出典)PayPay
あくまで、PayPayを利用した店舗でクラスターが発生したことを知らせるもので、
通知が来たからといって、「濃厚接触者」になったということでは無いようです。
濃厚接触者の定義が「2m以内で15分以上の接触」ということですから、
PayPayのような決済アプリでは判定は不可能です。
通知を受けたら、体調管理をして、心配な人は東京都のページを参照するように
とのことです。
東京都の「新型コロナウィルス感染症が心配なときに」のページへ行って、
症状が無く、「不安に思う方」のところを開くと、コールセンターの番号が出ています。
もちろん症状のある場合は、検査が受けられると思います。
クラスターが発生して通知された例はあるの?
6月27日時点でクラスターが発生した店舗はないそうです。
(出典)PayPay
気になるのは、
※本情報は、東京都内の加盟店舗からの申告に基づいて掲載しております。 必ずしも、すべてのクラスター発生情報について掲載することをお約束するものではありません。
この部分、加盟店舗が風評被害を恐れて、申告しないというケースもあるかもしれません。
でも、ユーザーとしては「風評被害」を恐れず「感染拡大防止」を優先してくれるお店を今後も応援していきたいですね。
「東京版新型コロナ見守りサービス」の設定・解除方法
ここまで記事を読んでくださった方で、はじめは設定しなかったけど、
登録してみようと思った方、またやっぱり解除したいという方は…
PayPayアプリの「その他」からいつでも設定・解除できます。
「新型コロナ通知」をタップするとこのような画面になりますので、
下までスクロール指定って「以下に同意して通知を受け取る」のON/OFFを切り替えます。
まとめ
PayPayが開始した「東京版新型コロナ見守りサービス」ですが、このサービスはauPay など他の事業者も取り入れています。
店舗個別でバーコードを読み取って、登録するタイプのものもあるようです。
通知を受けた=「濃厚接触者」となるわけではないため、東京都へ個人情報が提供される心配はないようです。
感染者が日々増加していく中、やりたいことも思うようにできず、行きたいところへも行けず先の見えない不安の中で生活をしている方も多いかと思います。
多くの人がこのようなサービスを活用して、経済活動と感染拡大防止を両立して「アフターコロナの時代」を快適に生活できることを祈っています。
政府の接触確認アプリ「COCOA」の仕組みもこちらで解説しています。
よかったら参考にしてください。↓↓