女優の剛力彩芽さんが、所属事務所の「オスカープロモーション」と退所する意向で話を進めているというニュースが流れました。
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「オスカープロモーション」といえば、最近米倉涼子さんが辞めて話題になりましたね。
他にも多くの芸能人が退社しています。
オスカープロモーションを辞めた人一覧
2018年からオスカープロをやめたのはこんな芸能人はこのような方々です。
- 原幹恵
- 草刈民代
- ぺこぱ
- 忽那汐里
- 米倉涼子
- ヨンア
- 長谷川潤
- 岸明日香
- 岡田結実
- 堀田茜
- 紫吹淳
- リサ・ステッグマイヤー
- 富岡佳子
- 絵美里
対処予備軍としてはこちら
- 藤田ニコル
- 剛力彩芽
2年足らずでこれだけ多くのタレントさんが辞めてしまっています。
それぞれのケースで発表されている理由は様々なようですが、これだけ多いと「オスカープロモーション」という事務所自体に何か問題があるのでは?
と勘ぐりたくなります。
きっかけは社長の引退?
「オスカープロモーション」の所属タレントは6500名。
古賀誠一氏(80)が一代で築き上げたそうです。
その古賀社長が、2020年3月26日に代表取締役社長を退任し、代表取締役会長に就任したことがきっかけではないかと言われています。
米倉涼子さんは
「古賀さんが社長でなくなるなら、私オスカーを辞めますから」
とまで言っていたそうです。
この3年で社員の約3割が退社!
オスカープロでは160人ほどいたオスカーの社員の約3割が、この3年間で退社しているそうです。
これほどの人が短期間に辞める原因は何なのでしょうか?
古賀氏の長女夫妻による“社内改革”が原因との話も
古賀氏の長女でオスカー常務・幸子氏と夫にあたる堀和顯(かずあき)氏(49)が行った「社内改革」が原因んではないかと言われています。
パワハラがあったのではないかという報道もありましたが、コストカット・経費削減が原因のようです。
「パワハラというより、専務とその妻で古賀会長の長女である古賀幸子さん(常務)夫妻によるコストカット、締め付けが原因です。オスカーは古賀さんのワンマン企業でしたから、口出しできる社員はほぼ皆無だったのですが、幸子さんは父親を経営から退けて堀専務とともに社内改革を断行したのです」
(出典)日刊ゲンダイ
ただ、パワハラというのは受ける側の主観によるものなので、当時の社長の娘婿である上司の方針ということで、社員が何らかの「圧力」を感じていたのかもしれません。
「社内改革」の内容とは?
- コストカットは「喫茶店代」、「交通費」など必要経費も対象
- 何か問題が起きると始末書を提出
- 日報を出す
といったものらしいですが…
あれ?①はともかく②と③については、一般的な会社では普通の事のように思えますが…
芸能事務所では違ったんでしょうかね?
当の堀氏もインタビューでこう答えています。
「そのタイミングで、大手の監査法人などで勤務経験のある会計士の方に顧問をお願いしたのですが、着任されてすぐ、“これは経理ではなく、事務レベルです”と言われてしまいました。その中で不透明な接待費が見つかりました。芸能事務所は人間関係を通じて仕事を取ってくる部分が多いから、事前に申請を受ければ、キチンと経費を出しています。“接待費で落とせなくなった”と言う社員がいるのかもしれませんが、接待費を使わなくても、結果を出している社員の方もいるのです」
(出典)デイリー新潮
会計士の方が入ったのであれば、経費について日報など必要経費であることを証明できる報告書を出させるのは当然のことのようにも思えます。
私もかつて薬品会社の営業職をやりましたが、日報を出さずに経費の申請をしたことは一度もありませんでしたが…
というか、これだけ大手のプロダクションできちんとした顧問会計士を付けていなかったの??
とそっちのほうが驚きですけどね(笑)
まとめ
今回、剛力彩芽さんがオスカープロを退所する意向というニュースを見て、
多くの人が辞めていくオスカープロに何か問題があるのかどうかを調べてみました。
最初は、「前社長の娘婿のパワハラが原因!」みたいな記事になるのかと思いましたが、いろいろな情報を統合するとそうでもなさそうです。
あくまで個人的な想像ではありますが、概ね以下のようなことではないかと。
- 堀氏(前社長の娘婿)が財務担当役員に着任
- 大手の監査法人などで勤務経験のある会計士が顧問になる
- 不透明な経費の使い方が問題となる。
- 報告書や申請をちゃんとするようにと指導
- 「やってらんね~」と退社(古くからのマネージャー)
堀氏は、前職でタクシー運転手やIT関連の仕事をしていて、いわば異業種からの就任であったため、芸能事務所の通例というものがわからなかったんでしょう。
いわば、「空気が読めない」という状況ですね。
それで、ベテラン社員の反感を買ってしまったのではないでしょうか?
でも、異業種であっても会計のルールは同じはずです。
芸能事務所であっても悪い慣例ならば、正すことは必要だとおもいます。
「オスカープロモーション」は古賀会長が1代で築き上げた会社だそうです。
米倉さんのように古賀氏に恩義があって在籍していたという方も少なくないでしょう。
古賀氏の引退と社内の改革が重なって、多くのベテラン社員が辞めてしまい、
タレントのフォローや管理が行き届かなくなり、辞めるタレントが続出している。
というのが現状なのかもしれません。
オスカープロといえば「国民的美少女コンテスト」ですが、2017年以降は行っていませんね。
もうやらないんでしょうか??