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ジャンプで打ち切りから再開された作品はある?『アクタージュ』の再連載の可能性は?

『週刊少年ジャンプ』に連載中の『アクタージュ act-age』原作者であるマツキタツヤ氏が強制わいせつ容疑で逮捕されたというショッキングなニュースが報じられました。

少年ジャンプの編集部からは以下のようなコメントが出されています。
『アクタージュ』はやはり打ち切りという判断でしたね。

 

大変残念です。
そこで過去の事例から、アクタージュが再開出来る可能性があるのか考えてみます。

ジャンプで過去に作者が逮捕された作品

過去にジャンプで連載されていた漫画家の中で逮捕されたという最近の事例は2件ありました。

『世紀末リーダー伝たけし』の島袋光年先生の場合

2002年8月に児童買春禁止法違反で逮捕されました。
また、別の2人の女子高校生にも買春していたとして再逮捕された島袋先生は、同年10月に懲役2年・執行猶予4年の判決を受けました。

この影響で連載が打ち切られたほか、予定されていた単行本の新刊発売は中止され、既刊も絶版となりました。

当時のジャンプにはこのようなお知らせが掲載されたそうです。

 

『るろうに剣心』の和月伸宏先生

2017年1月21日に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)で書類送検されました。

同年9月から新シリーズ『るろうに剣心 – 明治剣客浪漫譚・北海道編 -』の連載を開始していた「ジャンプスクエア」は「当面の間休載させていただきます」と発表しました。

 

連載中止(終了)の可能性が高い

今回は、強制わいせつ容疑で逮捕ということなので、事例としては「島袋光年先生」の事件が近いように思います。

残念ですが、打ち切りは避けられないでしょう。

『アクタージュ』は再開はできる?いつ頃?

では、島袋光年先生のその後と、打ち切りになった作品はどうなったのでしょうか?

Wikipediaによると…

1997年 – 『世紀末リーダー伝たけし!』連載開始。
1998年 – ジャンプスーパーアニメツアー’98において『世紀末リーダー伝たけし!』が『HUNTER×HUNTER』『ONE PIECE』と共にアニメ化される。
2000年 – 小学館漫画賞児童向け部門受賞。
2002年 – 神奈川県警に逮捕[7]。『世紀末リーダー伝たけし!』連載打ち切り。
2004年 – 『RING』連載開始。
2005年 – 『世紀末リーダー伝たけし!完結編』連載。
2007年 – 『赤マルジャンプ』SPRING号にて『エリヤ』掲載。増刊号ながら久々の少年誌復帰となった。
2007年 – 『週刊少年ジャンプ』52号にて『トリコ』掲載。
2008年 – 『週刊少年ジャンプ』25号より『トリコ』を連載開始。
2011年 – フジテレビ系にて『トリコ』がテレビアニメ化。
2016年 – 『週刊少年ジャンプ』51号にて『トリコ』の連載を完結。
2017年 – 『最強ジャンプ』5月号にて『笑いの王子ぺんぺんぺん』掲載。
2018年 – 『週刊少年ジャンプ』21·22合併号にて『BUILD KING』、46号にて『持ち込みのすすめ』を掲載。

(出典)Wikipedia

このように、2002年に逮捕されたあと、2年後に『RING』という新作を連載開始し、
逮捕から4年後には打ち切りになった『世紀末リーダー伝たけし!』も完結編として
連載を再開しています。

『アクタージュ』も数年後に再開はできる可能性あり

このように、過去に作者が逮捕され、作品が打ち切りになっても、後に再開した事例を見つけることができました。

なので、もしかしたら数年後に再開できる可能性も残されている!
と思いたいですね。

 

気になるのは作画の宇佐崎しろ先生との不仲説

ただ、再開できるとしても、『アクタージュ』は原作と作画担当が別々です。
作画は宇佐崎しろ先生が担当しています。

宇佐崎しろ先生は1997年12月27日 生まれの現在22歳(Wikipediaより)
性別は明らかにされていませんが、女性でないかと言われています。

以前から宇佐崎しろ先生とマツキタツヤ氏の不仲説が話題となっていたようです。
はじめはフォローしあっていたツイッターもお互いに解除していたようです。

宇佐崎しろ先生が22歳の女性だとしたら、今回の1件で一緒に仕事をすることに抵抗を感じてしまう可能性も高いです。

 

まとめ

『アクタージュ』の原作者逮捕の事件で、打ち切りとなってしまいました。

どのような罪に問われるかにもよりますが、過去の事例から考えると、
数年後に再開出来る可能性は残されています。
ただ、編集部と作画の先生、原作者の3者が合意すれば…という条件ではあります。

ジャンプにしては珍しい「女優」という題材を扱った作品で、ファンが多いだけに
本当に今回の件は残念でなりません。

被害者の方には本当に気の毒に思いますが、マツキタツヤ氏にはしっかりと罪を償った後に作品を完結させて欲しいと願います。