酷暑が続いている夏ですが、こんな季節はそうめんが美味しいですよね?
先日、そうめんを茹でていて、吹きこぼれそうになった時に
コップの水を鍋に入れる、いわゆる「さし水(びっくり水ともいう)」
をしたのですが、ふと「これって昔からやってるけど、正しいのかな?」と
疑問に思ったので調べてみました。
そうめんを茹でる時に「さし水(びっくり水)」はダメ!!
そうめんの製造メーカーによると
「吹きこぼれそうになったときにするさし水(びっくり水)はじつはNG!」
という衝撃の事実!
「ふきこぼれそうになったときにするさし水。じつはNGなんです!」と、注意してくれたのは山下勝山さん。創業1804年の『三輪山勝製麺』の6代目です。
お湯の温度が下がると、小麦粉に含まれるグルテンやでんぷんに影響を及ぼし、コシのあるそうめんにゆで上がらないと教えてくれました。
(出典)ESSE
子供の頃から、親がそうしていたのを見ていてそれが普通だと思っていました。
同年代の方はきっとそうですよね?
ではどうしたら…と思いますよね?
そうめんを茹でるのに吹きこぼれないほど大きな鍋を出すのも面倒ですし、
大きな鍋は洗うのも大変、一人暮らしだと大きな鍋が無いことも
あるかもしれません。
ESSEの記事によると…
「同じく、ふきこぼれたときにあわてて火を止めるのもダメ。ふきこぼれは小麦粉のアクが原因なので、泡状のアクをスプーンですくえばおさまります」
(出典)ESSE
茹でる間、アクをすくい続けるなんて面倒なことは現実的ではありませんよね?
そこで、何か良い方法がないか調べてみました。
そうめんを吹きこぼれないように茹でる方法は?
調べるといろいろな方法が出てきました。
菜箸を置く
鍋の上に菜箸や木べらを置くというものです。
そもそも、吹きこぼれる理由は、
そうめんの「でんぷん質」が水に溶けて膜を作ってしまうから。
だそうで、これを壊すことで吹きこぼれを防ぐ方法ですね。
木べらでやってる人もいた pic.twitter.com/wHzedxeXBt
— yellowberry (@okaimhome) July 5, 2017
フライパンで茹でる
以前なにかで、口が上に行くほど広がっている鍋を使うと吹きこぼれない
というのを聞いたことがあります。
フライパンで茹でるのも1つの方法ですね。
麺はフライパンで茹でると、吹きこぼれを気にしないで大丈夫なので便利。 pic.twitter.com/9CNvHHDM
— 男爵@リモート勤務 (@StudioDansyaku) October 27, 2012
吹きこぼれ防止グッズを使う
100均などで吹きこぼれ防止グッズが売られているそうです。
ダイソーの「コトコトくん」
こちらは、鍋の底に置くだけで吹きこぼれを防ぐものらしいです。
でも、洗い物が増えるのは、微妙な気がします。
沸騰したら火を止めて放置
そうめんを鍋に入れて沸騰したら、フタをして火を止め、1~2分(表示時間通り)放置する。
こちらは、実際にやってみましたが、いい感じでした。
暑さ対策やガス代の節約にもなりそうですね。
一番オススメです。
まとめ
昔からなんの疑問もなくやっていた、そうめんを茹でるときの「さし水(びっくり水)」ですが、実はそうめんを美味しく食べるにはNGであったことがわかりました。
昔の常識が今の非常識ってことって、いろいろありますよね?
今後は、そうめんは「沸騰したら湯で時間までフタをして放置」にしたいと思います。
まだまだ、暑い日が続きそうです。
冷たいそうめんで夏を乗り切りたいですね。