Twitter上で「URL付きのツイートがタイムラインに表示されない？」というツイートが多く見られました。
Twitterの「仕様変更」ではないかと話題になりました。
というわけで、Twitterの公式ページから今回の噂の真偽を確かめてみました。
URL付きのツイートはタイムラインに表示されないのか？
タイムラインを見ると、今現在でも多くのURL付きのツイートがされており、正常に表示されているように見えます。
Twitter公式ページによると、
2020年7月
Twitterでは、Twitterの外部コンテンツへのリンクの拡散を制限または防止するための措置を取る場合があります。そうした措置は、該当するリンクがクリックされた際に警告を表示するか、リンクをブロックしてツイートできないようにするという形で行われます。
Twitterでは、以下のカテゴリーに該当するリンクの拡散を制限するための措置を取る場合があります。
個人情報を盗む、または電子端末に障害を与える恐れがある悪意のあるリンク。これには以下の内容が該当します。
マルウェアを含むリンク、またはマルウェアに誘導するリンク
フィッシングサイトへのリンク
利用者を誘導する、または利用を妨害するスパムのリンク。これには以下の内容が該当します。
利用者を予期せぬ転送先へと誘導する、悪意のあるリダイレクトリンク
既知のプラットフォーム悪用キャンペーンと関連性のあるリンク
ウェブサイトのコンテンツについて、利用者を欺いたり惑わしたりするために主に使用されるリンク短縮
その他の誤解を招くまたは虚偽的なリンク（悪意のあるアフィリエイトリンク、クリックジャッキングリンクなど）（出典）Twitter
つまり、悪意のあるURLについては自動的にブロックする対応をするというものでした。
こちらの対応は今に始まったことではなく、７月２８日に追加されたポリシー強化の一環です。
自分のURL付きのツイートがタイムラインに表示されない時は？
またフィッシングサイトやマルウェアでなくても、以下のカテゴリーに属すると判断されたものは自動的にブロックされるそうです。
- テロ行為と暴力的過激主義
- 児童の性的搾取（CSE）
- 違法または特定の規制物品/サービス
- ヘイト行為
- 暴力
- 個人情報
- 合意のない裸体の描写
- 市民と選挙の清廉性を妨げるコンテンツ
ツイートにリンクとして貼り付けたURLが上記に属するサイトでないことを確認しましょう。
URL付きツイートがブロックされるとどうなる？
リンクがブロックされると、「エラーメッセージ」が表示されるようです。
正常にツイートできれば、ブロックされなかったと思って良いみたいですね。
ブロックされたリンクについて
リンクがブロックされた場合、そのリンクをツイート、ダイレクトメッセージ、またはプロフィールに含めようとするとエラーメッセージが表示されます。メッセージは次のとおりです: 「このリンクはTwitterまたはパートナーによって有害なウェブサイトと認識されているため、操作を実行できません。詳細はヘルプセンターをご覧ください。」
（出典）Twitter
自分のサイトのURLがブロックされてしまったら？
Twitterでは有害なリンクの判断に様々な方法を使っているそうで、その中で「誤って有害リンク」と判断されてしまう場合もあるそうです。
そういった場合は、専用フォームから問い合わせて欲しいとのことです。
リンクの分類が誤っている場合
Twitterでは、次々に現れる悪意のあるリンクや有害なリンクに対して、サードパーティーと協力して迅速に対処しています。最善の努力を尽くしていますが、リンクが誤って分類される場合もあります。ブロックされているリンクや警告が表示されるリンクに害はないと考えられる場合、「このフォーム」より報告してください。[問題のあるリンク] フィールドには、リンクを短縮していない形式で入力してください。
（出典）Twitter
まとめ
Twitter上で噂になっていた、「URL付きのツイートが表示されない」「Twitterの仕様変更」の真偽についてですが、
結論は「有害なリンク」以外は、今まで通り表示できる。
ということでした。
問題のあるリンクを不用意にクリックしないための、Twitter側の対応ですので、安心してTwitterを利用するためには歓迎すべき措置だと思います。
