始めた頃のような楽しさがなくなってしまった方
物見されて走られて怖くなってしまった方
上達しない、自分は向いていないんじゃないかと思っている方
私も少なからずこんな事を思ったことがあります。
でも、考え方を変えたり、自分に合った指導者に出会えた事により、始めた頃以上に乗馬が大好きになりました。
乗馬は好きだけど、やめようか悩んでいる方へ一助になれば幸いです。
乗馬をやめたくなる時
- お金が続かない
- 走られて怖くなってしまった。
- 楽しさがなくなってしまった。
乗馬をやめる理由で多いのは、このような理由です。
順に解決策を考えてみました。
お金が続かない
乗馬を続けるにはいろいろとお金がかかりますよね。
でも好きなことを辞めるのは辛いものです。
入会金、会費なしでレッスンが受けられる施設
数は少ないですが会費無しで乗れるところもあります。
お近くの方は行ってみてはいかがでしょう?
三木ホーストレック
乗馬普及活動を目的としており、民間乗馬クラブにある数十万円の入会金は頂いておりません。
又、乗馬教室は一般的な乗馬クラブ会費より低価格で受講することができます。
◆西日本一の乗馬総合施設内で乗馬レッスンを受講できます。
◆乗馬ライセンス3~5級の取得が可能です。
◆乗馬教室受講期間(期限)は3年となります。(継続して乗馬を楽しみたい方は近隣の乗馬クラブをご紹介いたします)
◆乗馬普及活動を主旨としていることから、障害馬術、馬場馬術の指導は行っておらず、駈歩までマスターできる乗馬教室です。
◆山陽自動車道 三木小野ICから車で南に約5分。近畿圏から日帰りで乗馬体験が可能です。
NPO法人横浜市馬術協会
初めての利用の場合は、騎乗レベル問わず「基本Ⅰ」のレッスンを受けなければなりません。
毎月18日ぐらいに翌月の予約の受付が解禁になります。
1回線しかないのでなかなか電話が繋がらず、「基本Ⅰ」は競争率が高くて午前中には一杯になってしまいますが、駈歩まで出来る方なら受ければ「基本Ⅱ」を受ける許可がもらえるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
副業してみては?
今は働き方改革で会社員でも副業ができる時代です。
クラウドソーシングなどで自宅でできる仕事も沢山あります。
「スキルがない」「出来ることがない」という方は、この機に稼げるスキルを身につけるべく勉強してみてはいかがでしょうか?
好きな事を続けるための苦労なら辛くないですよね?
私も仕事がめちゃめちゃ忙しい時は、「これが終わればレッスンに行ける!」と
思ってモチベーションを上げています。
「お金がなくて乗馬を続けられない!」と嘆く前に
「乗馬を続けていくために必要なお金を稼ぐ!!」
という発想の転換をしてみてはいかがでしょうか?
走られて怖くなってしまった。
馬に物見されて走られたり、それが原因で落馬したりして、
馬に乗るのが怖くなってしまった方もいます。
物見は防げます。(※絶対ではありません)
私はまだ落馬経験がないのですが、走られることは度々あります。
馬場の横を通る車にびっくりしたり、工事の音におどろいたり、
人が通ったり、子供が走ったりと危険がいっぱいです。
でも、いつも散々走られていた馬に乗っていた時に気づきました。
その時も、近所で工事をしていて大きな音がした時
「放置しないで声かけて、馬が固くならないようにしてあげて」
と先生に言われて、馬の項を柔らかくするように拳を使いながら乗っていると、そのレッスンの間はずっといい子にしてくれたのです。
私はその時始めて気づきました。
「この子はライダーと繋がりを感じないから走るんだ。」と
馬は3歳時ぐらいの知能です。
きっと一人っきりで誰も頼れないところに、急に大きな音がしたりして心細いから走ってしまうんだ思います。
「大きな音がしても大丈夫だよ、一緒にいるよ。」
ってずっと言い続けてあげれば走ったりしないのだと。。。
乗馬をする上で、「絶対に物見しない」ということは言えませんが、物見しやすい馬に乗る時は少し心がけてみてください。
楽しくなくなった
楽しくないのは「進歩を感じないから」
乗馬を始めた頃は本当に夢中で毎回レッスンが楽しみで仕方ないですよね。
では何故楽しくなくなってしまったのでしょう?
以前ある先生にこう言われたことがあります。
「何年経っても進歩が感じられれば楽しい。」
「進歩が感じられなければ、数年でも楽しくなくなってしまう。」
進歩できずに停滞するばかりではつまらなくなってしまいますよね。
以前の私は、どうしたら進歩できるのかもわからない状況でした。
そこで、所属しているクラブの外に答えを探しに行きました。
こちらの記事に対策をまとめました。
セミナーや他のクラブでレッスンを受けてみる
他のクラブにビジターで行ってレッスンを受けてみてはいかがでしょう?
私も色々なクラブでレッスンを受けてみましたが、本当に教え方は人それぞれです。
同じクラブの中でさえ人によって言うことが違うことも多々あります。
習う側にしてみると混乱するばかりです。
各指導者が自分の感覚に基づいた指導をするのでこのような事が起きるのでしょう。
残念ながら、馬術後進国である日本には統一された指導をする仕組みが無いように思えます。
自分の悩みを解ってくれる指導者、自分が抱えている問題を解決してくれる指導者を探してみるのは重要なことです。
こちらの本には良い指導者のチェックリストがあります。
- 騎乗料のみでレッスンが受けられるところもある。
- お金がないなら副業してみては?
- 馬を放置しなければ物見は防げます。
- 楽しくないのは進歩が感じられなから、自分に合った指導者を探そう!