ワイヤレスイヤホンは便利ですが、一番の弱点といえば、
片方だけ落としたり、無くしてしまいやすいところですね。
メルカリでよく、片方だけのワイヤレスイヤホンが売られています。
では、無くしてしまった物と同じのイヤホンを購入したら、
元通りに使えるようになるのでしょうか?
私も現在、ワイヤレスイヤホンの購入を検討しているのですが、
落としたり、無くすのが心配で気になったので調べてみました。
多くのワイヤレスイヤホンは片方だけ購入しても使えません
残念ながら、多くのワイヤレスイヤホンは、同じ型のイヤホンをオークションやメルカリで購入しても、1ペアとして使用することはできないようです。
なぜなら、一般的なワイヤレスイヤホンはスマートフォンや音楽プレーヤーと接続する際に、片方が「親機」としてペアリングされ、もう一方が「子機」として接続されるからです。
図で表すとこのようになります。
親機と子機のペアリングは自分で行うことができないため、同モデルのイヤホンを中古で購入できたとしてもペアのセットとして使うことは出来ないというわけです。
このタイプの製品は片方を紛失した場合、修理扱いとなり、メーカーに充電器と片方のイヤホンを送り、左右のペアリングがされて戻ってくるそうです。
保証期間であっても紛失は対象外となるため、有償となってしまいます。
片方だけ紛失してしまった時の各社の対応をまとめました。
ソニー
WF-1000XM3の場合、片方をなくした場合、修理扱いで13,500円(税別)ですが、
購入時に1,000円払って「紛失あんしんサービス」に加入していれば5,000円(税別)で補償してもらえます。
(出典)ソニーストア
JVC
(出典)JVC
完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC70BT」「HA-ET900BT」を対象に、
購入日から1年間以内であれば、5,000円で新品と交換できるサービスがあります。
Bose
定価のほぼ半額程度の価格で修理扱いとなります。
オーディオテクニカ(audio-technica)
片方のみの販売は行っておらず、特別価格で一式交換になるそうです。
一般販売はしていないので、サポートセンターへの連絡が必要です。
AirPodsならば使える可能性はあるけど要注意!
AppleのAirPods・AirPods Proは、iPhone側で左右のイヤホンに対して
個別に接続する仕組みを採用していますので、同世代の製品であれば
利用できる可能性はあります。
簡単な図にすると、このような感じです。
使える可能性はありますが、別々に購入したものをペアで使うには、
AirPods・AirPods Pro の再設定が必要となります。
再設定の方法はこちら↓
でも、再設定の際にわずかなバージョンの違いで失敗することがあるそうです。
中古でよほど安く購入できればダメ元でやってみても良いかも知れませんが、
おすすめはできません。
Appleでは片側でも購入が可能です。
価格は以下のとおりです。
AirPods Pro (片方) :9,800 円(税別)
AirPods (片方) :7,800 円(税別)
また、AirPodsは片方でも買取してくれるところもあります。
売ってしまって、新しいイヤホンの購入資金に充てるのも良いかも知れません。
試しに査定してみました。
(出典)e☆イヤホン
まとめ
今回調査した結果では、ワイヤレスイヤホンを片方だけなくしてしまった時は、
メーカーに有償で修理に出して片方のみを購入することになりそうです。
AirPodsの場合も、メルカリやヤフオクで中古品を買っても、上手く再設定
できない可能性があるので、片方のみを購入したほうがよさそうです。
私の場合は今から購入なので、紛失保証のついたソニーかJVCのどちらか
で検討したいと思います。