コロナの感染拡大が収まる気配がない中、対面のミーティングを避けるため
私も先日、Zoomミーティングデビューを果たしたばかりです。
Zoomでミーティングをすると聞いて一番に考えたのが、
「部屋を片付けなくっちゃ」とか
「なるべく部屋が映らない場所はどこだろう」など
やはり、プライベートの空間を他人に見られるのって抵抗ありますよね?
8月4日にZoomクライアントの最新版「5.2.0」で大幅なアップデートが
あったようなので、どのような機能が追加されたのか調べてみました。
グリーンスクリーンがないと「コンピュータが要件を満たしていません」で背景が変えられなかった!
今まではパソコン版のZoomの機能である「バーチャル背景」を使いたいと
思い、バーチャル背景の「グリーンスクリーンがあります」のチェックを外すと…
「コンピュータが要件を満たしていません」と表示されてしまい、できませんでした。
ちなみに私のPCスペックはこちら2年前のLenovo X1 Yogaです。
CPU:Intel Core i7-7600
RAM:16G
デュアルコアではありますが、プログラミングに使用する開発環境にも耐えられるぐらいのスペックです。
これでダメって、どんなモンスターマシンなら使えるのよ!!って思いました。
5.2アップデートでグリーンスクリーンなしでもバーチャル背景が使えるようになった!!
今回のアップデートで背景にスライドなどを映せるようになったというので、
もしかして??と思い試してみました。
まずは、こちらから最新バージョンをダウンロードしてインストール。
設定画面を開いて「背景とフィルター」→「バーチャル背景」を選びます。
「グリーンスクリーンがあります」のチェックは外れたままです。
背景はご覧の通り、通常の部屋です。(顔は合成ですw)
で背景を選択してみます。(顔は合成ですww)
おお!適応されました!
今回のアップデートで追加された「ビデオフィルター」の機能を試してみます。
同じ画面の「ビデオフィルター」を選ぶとこのような画面になります。
画面全体の色合いを変更したり、顔にマスクや防止やサングラスのような画像を追加する事もできます。
試しにマスクを選んでみると…
こんな感じになりました、動くとちゃんと付いてきます。
でも、複数のフィルターの合成は出来ないようです。
自前で作成したフィルターなども追加できません。
それができたら、飲み会の時などはいろいろいじって遊べそうですね。
人物とスライドを合成して表示したりもできます
また、パワーポイントの資料などを背景にすることもできます。
画面共有のメニューから詳細を選んで、「バーチャル背景としてのPowerPoint」を
選択し、パワポのファイルを選択します。
画面に反映させるとこのようになります。
この画面では、ビデオフィルターは反映されませんでした。
人の合成は、拡大縮小したり・位置を変えることも出来ます。
ただ、この機能はまだベータ版でパワーポイントしか選択できないようです。
通常のファイルや画像を表示できると更に使い勝手が良くなるかと思います。
また、少し重たいパワポだとうまく表示出来ないこともあるようです。
動作が安定してくれば、ウェブセミナーなどに使えそうですね。
ちなみに、この合成表示には、他の参加者も5.2である必要があるようです。
バージョンアップしていないクライアントでは今まで通り、上に人が映る形になります。
暗い部屋での撮影に便利な機能も追加
ビデオの設定に「低照度に対して調整」の項目が追加になり、
暗めな部屋でも画面を明るく調整してくれる機能も追加されました。
他にも「ビデオフィルター」の強度を調整できるバーが追加されたようですが、
私のマシンスペックのせいか、表示されていませんでした。
まとめ
Zoomのバージョンの確認は「設定」→「統計情報」から見れます。
5.2.0になっていることを確認してください。
今まで、グリーンスクリーンなしだと別のソフトと連携させたりして、
背景を変更していた方も多いのではないでしょうか?
Zoom本体でこのような機能が組み込まれていけば更に使い勝手がよくなりますね。
今後のアップデートに期待しましょう。