ドコモ口座からの不正引出しの問題が発生して、世間を騒がせていますね。
今日、ゆうちょ銀行の即時振替サービスと提携している他の決済サービスからも
不正引出しの被害が発生していたことが発覚しました。
総務省によると、ゆうちょ銀行と提携している12社の中で5社と発表されましたが、別のサイトでは6社とのことです。
そこで、具体的にどの業者が入っているのか調べてみました。
ゆうちょ銀行の即時振替サービスと提携している12社は?
即時振替サービスはいろいろなサービスと提携しているようですが、決済サービスとしてはドコモ口座を含めて下記の12社です。
決済サービス
収納機関 サービス名 サービス内容 ウェルネット 支払秘書 決済サービス「支払秘書」の電子マネーへのチャージ NTTドコモ ドコモ口座 バーチャル・ウォレットの「ドコモ口座」へのチャージ Kyash Kyash 電子マネーの「Kyash」へのチャージ ビリングシステム PayB コンビニエンスストア等で支払い可能な払込票のバーコード等を、スマートフォンで読み取り、リアルタイムで決済 ファミマデジタルワン FamiPay 電子マネーの「FamiPay」へのチャージ pring pring 電子マネーの「pring」へのチャージ PayPal ペイパル ECサイト等での購入代金の支払い PayPay PayPay 「PayPay」残高(電子マネー)へのチャージ メルペイ メルペイ 電子マネーの「メルペイ」へのチャージ ゆめカード ゆめか 電子マネーの「ゆめか」へのチャージ LINE Pay LINE Pay 電子マネーの「LINE Pay」へのチャージ 楽天Edy 楽天Edy おサイフケータイの「楽天Edy」へのチャージ (出典)ゆうちょ銀行
【2020/09/15 22:50追加】
キャッシュに加えて、ペイペイも今年に入ってから計17件(約141万円)の不正な取引を確認したと公表したそうです。
以下の8社はゆうちょ銀行との口座連携を停止するそうです。(表の青字のサービス)
- LINE Payの「LINEPay」
- PayPalの「ペイパル」
- ウエルネットの「支払秘書」
- 楽天Edyの「楽天Edy」
- ビリングシステムの「PayB」
- メルペイの「メルペイ」
- ゆめカードの「ゆめか」
総務省の今日の会見では、この中で5、6社のサービスで不正引出しがあったことが発表されましたが、具体的にどこの業者かということまでは調査中とのことで公表されませんでした。
【2020/09/16 追記】
被害が確認された6社はこちらです
ドコモ口座、PayPay、LINE Pay、メルペイ、Kyash、PayPal
私が使っている決済サービスもいくつか含まれていますが、ゆうちょ銀行にはお金は入っていませんので安心ですw
ゆうちょ銀行を使っている人はこまめにチェックを!
ゆうちょ銀行では、現在調査中とのことで、実際に被害が発生している業者については公表を控えています。
今の所、こまめに記帳や残高照会をして確認する以外に予防策はなさそうです。
まとめ
今回は、ゆうちょ銀行と提携している決済サービス12社のうち半数の5,6社で不正引出しの被害が確認されたということで、可能性のある決済サービスを調べてみました。
近日中に業者も公表されると思います。
大手決済サービスでも被害が発生したとわかったら「ドコモ口座」以上の騒ぎになるかもしれませんね。
「ドコモ口座」のこともありますし、被害があっても補償の対象にはなると思いますが、ゆうちょ銀行をお使いの方はこまめな残高確認をしたほうが良さそうです。