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「ルンバ、テーブルを掃除して」とテレビCMで言ってる意味は?ルンバはテーブルを掃除できる?

最近、ルンバのCMを見て疑問に思ったことです。

CMの最後に
「ルンバ、テーブルを掃除して。」
と言っていますが、テーブルを掃除?

床のお掃除ロボットであるルンバに「テーブルを掃除して」って
どういう意味なんでしょうか?

ルンバはテーブルを掃除できるのか?

当然ですが、ルンバは「テーブルの上」を掃除することはできません。

ではなぜ、CMではこのような表現になっているのでしょうか?

それは、今年8月のルンバのアップデートによりAIを使ったエリアの識別が
可能になったことからです。

「アイロボット史上最大のアップデート」
「本当に掃除を(ロボットに)任せられる時代になる」
とアイロボット社の社長は言っているそうです。

CMで行っていたのと同じ表現ですね。

ではどのようなアップデートだったのでしょうか?

AI技術によりエリアを判別できるようになった

AIの画像認識により、ソファ、カウンター、ダイニングテーブルを判別できるようになったそうです。

これにより、部屋の部分的な掃除が可能になり、
「ソファを掃除して」
「カウンターを掃除して」
などという指示の仕方ができるようになったというわけです。

それでCMで言われていた
「テーブルを掃除して」
というセリフに繋がるのですね。
厳密には「テーブルの回りを掃除して」ですけど。。。

今は、ソファ、カウンター、ダイニングテーブルの3種類のみの認識ですが、
今後のアップデートで更に追加していく予定だそうです。

 

「ルンバ、テーブルを掃除して」が使える機種は?

このような指示ができる、
物体認識機能
・部分掃除機能

が使えるシリーズは以下の通りです。

  • ルンバ s9シリーズ
  • ルンバ iシリーズ
  • ブラーバ ジェット m6

 

大型アップデートで追加になったその他の便利な機能

これらのシリーズには他にも、以下の機能が追加されました。

お気に入り機能

 ソファやテーブルなど、汚れやすいところをお気に入り登録しておいてまとめて掃除してもらう機能。

 

ルーティーン機能

スマートスピーカーなどのスマートホーム機器と連携して、外出したら掃除するなどの設定が可能になりました。

侵入禁止エリアの設定

電源コードなどを自動で検知し、一次停止した上でユーザーに「このエリアを進入禁止に設定しませんか?」と提案する機能。

これは何気に嬉しい機能ですね、我が家のルンバもラグに引っかかってたり、オフィスチェアの足の間にはさまったり、しょっちゅう止まる場所があります。

季節にあった掃除を提案

季節に合わせて念入りに掃除する場所を提案する機能もあるそうです。

ペットの抜け毛が多い季節や、花粉の季節、乾燥してホコリの多い秋冬などで提案してくれるらしいです。

 

まとめ

最近のルンバのCMを見ていて気になった
「ルンバ、テーブルを掃除して。」
の意味を調べてみました。

正しくは、「ルンバ、テーブルの下を掃除して。」ですよね?
いつかテーブルの上も自動で掃除してくれるようなものが出るといいのですが…

 

ITエンジニア(プログラマー)の3大美徳

1.怠慢(Laziness)
2.短気(Impatience)
3.傲慢(Hubris)

を併せ持っている私としては、掃除や食器洗い、洗濯といった家事が全部自動化されることを期待しますw