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新型コロナで収入が減ったフリーランス向け「持続化給付金」【条件や申請方法】

新型コロナウィルスの影響で、収入が半減したフリーランスや個人事業主の方向けの給付金「持続化給付金」が支給されます。

対象となる条件や申請方法をまとめました。

収入が激減したフリーランス・個人事業主向けの給付金「持続化給付金」

いくら貰えるの?

事業収入が前年同月比で50%以上減少した場合に個人事業主では100万円です。

どうやって計算するの?

売上減少分の計算方法

前年の総売上(事業収入)―(前年同月比▲50%月の売上げ×12ヶ月)

いつからいつまで?計算期間は?

2020年1月から2020年12月のうち、2019年の同月比で売上が50%以上減少したひと月について、事業者の方で選択できます。

つまりこの期間中の1ヶ月で50%を下回った月が1ヶ月でもあれば対象となります。

申請に必要書類は?

必要書類は以下の通りです。

  1. 住所
  2. 口座番号
  3. 通帳の写し
  4. 本人確認書類
  5. 2019年の確定申告書類の控え
  6. 減収月の事業収入額を示した帳簿等

減収した月の帳簿が必要となりますので、申請月の帳簿をつけておきましょう。

どこで申し込んだらいいの?

Web上での申請となります。

この記事を書いている4月25日現在、まだ具体的な申し込みサイトは発表されていません。

【4月28日追記】
詳しい申請方法が発表されました。
「持続化給付金ホームページ」はまだ開設されていないようです。
詳しい内容は下記を参照にしてください。

問い合わせ先について。

中小企業 金融・給付金相談窓口(0570-783183)にお願いいたします。

※その他、申請に必要な事項の詳細等については、4月最終週を目途に確定・公表しますので今しばらくお待ちください。

最新情報はこちらをチェックしてください。

 

その他フリーランスが使えそうな支援制度について

最大4か月80万円の特例貸付(返済免除あり)

貸付?と聞くと返さなければいけないから。。。
と躊躇してしまうかもしれませんが、返済免除の場合もありますので、返済免除の対象となりそうな方は活用しましょう。

また、開業届を出していないフリーランスも対象となっています。

休業向けの「緊急小口資金」と失業向けの「総合支援資金」の2種類がありますが、併用することが可能でで最大80万円が無利子・保証人無しで貸付可能です。

いくら貰えるの?

個人事業主の場合は最大で80万円です。

緊急小口資金(休業した場合) (1ヶ月)20万円以内
総合支援資金(失業した場合) (2人以上)月20万円以内
(単身) 月15万円以内
原則3月以内 (最大60万円)
合計 (2人以上)80万円
(単身)65万円

いつまでに返すの?

据置期間はどちらも1年以内です。

緊急小口資金(休業した場合) 償還期限:2年以内
総合支援資金(失業した場合) 償還期限:10年以内

 

返さなくていいい場合は?

償還時に住民税非課税世帯になっていた場合は、「償還を免除」されます。

独身の会社員の場合、所得金額が35万円以下であれば、住民税が非課税になります。

住民税がかかるかどうかの計算サイトはこちらを参考にしてください。

どこで申し込みできる?

お住まいの地域の市区町村社会福祉協議会で受け付けています。

 

自宅や店舗の家賃補助についてはこちらの記事を参考にしてください。

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