どうやってRPAの勉強を始めたらいいか知りたい方
独学で学ぶにはどうしたらいいか知りたい方
フリーランスRPAエンジニア歴4年の現役RPAエンジニアの視点からお答えします。
RPAの勉強には無料のセミナーを活用しよう
RPAツールの販売会社では自社のツールでロボットを開発してくれる技術者を養成するために無料のセミナーを行っています。
これを活用しない手はないですね。
有料のセミナー等もありますが、このようなセミナーはRPAを導入した企業が社員に受けさせる事が多いのでかなり高額です。
無料のハンズオンセミナーなどもありますが、ほとんどが導入した企業の社員が対象です。
個人で申し込み可能な無料セミナーは現在はこちら
どのRPAツールを選べばいいの?
「国内シェアのある=需要があるもの」の中から複数試して決めましょう。
RPAツールの特徴や使いやすさを実際に試してみてから決めましょう。
複数使えれば将来的には有利ですが、まずは1つのツールをじっくり学びましょう。
RPAツールの種類は?
大きく分けると実行形態から「サーバー型」「デスクトップ型」という2種類の型があります。
サーバ型の特徴
・個別のパソコンではなくサーバ上でロボットが動きます。
・1台のサーバで複数のロボットを同時に動かすことができます。
・作成したロボットやサーバにアップロードする必要があります。
・中~大規模向け、導入費用も高め
デスクトップ型の特徴
・デスクトップ型は個人のPC上で動きます。
・PCを専有するため同時に複数のロボットを動かすことはできない
・小規模向け、費用も安め
各RPAツールの特徴
UiPath
・デスクトップ・サーバ型,
個人でも開発者であればロボット開発環境であるUiPath StudioのCommunity Editionという無償版を利用することができます。
海外製品ですが日本語によるサポート体制を強化しています。
WinActor
・デスクトップ型
現在シェア1位、NTTアドバンステクノロジー社製、国産でサポートが充実なのが売りです。
無償版はありますが、講習参加者に配布される30日間限定ライセンスのようです。
BizRobo
・サーバ型
日本市場では大手、Webアプリケーションと相性が良いです。
BizRobo Mini無償トライアル版がありますが法人用のみとなっています。
自宅で独学で学べるツールは?
Uipathであれば個人でも無料体験版を利用できます。
Community Editionは個人や小規模事業者向けで、嬉しいことにずっと無料です!
さっそくダウンロードしてインストールしてみましょう。
ダウンロードして始めてみました!こちらの記事を参考にしてください。
Uipathについては書籍も出版されています。
本記事でご紹介した他のツールは現時点では個人が使える無償版がないため独習は難しいようです。
セミナーに行けない方やとりあえずどんな感じ使ってみたいという方は、Uipathがお勧めです。
この記事で紹介した以外にもRPAツールはありますが、身につけた後の仕事につなげるためにもメジャーなツールを選びましょう。
・RPAを勉強するには無料セミナーを活用しましょう。
・セミナーに行けない方はUipathなら独学で学べます。
